しんこまんじゅう

 

バレンタインが終わると、ひな祭りに向けてまちは淡いピンク色に染まる。

実家を離れてからマイひな人形と会うこともなくなり、少しでもひな祭り気分を

味わいたいとスーパーで山積みされていた「すし太郎」を何年かぶりに購入。

付属の刻みのりにごまがプラスされていて感動した。

 

そんなひな祭り当日、家に帰るとポストには不在届けが。差出人は佐渡に住む友人。

佐渡、ひな祭り…とくればこれは「しんこまんじゅう」に違いない!

夜8時過ぎ、荷物を受け取っていそいそと箱をあけるとそこには

色とりどりのかわいらしいまんじゅうがぎっしりとおさまっていた。

 

しんこまんじゅうとは木型に桃、緑、黄などの色をつけた団子生地をつめて

型抜きして蒸したもの。佐渡のひな祭りにはかかせないお菓子だそうでそれぞれの

家庭で手作りしたり、お店でパックにはいって売られているのもよく見かけた。

中にあんが入っているものもあるようだけど、友人作のはあんなしタイプ。

最初はカラフルなルックスに少々おどろくが、電子レンジであたためると

もちもちでほんのり甘く、下に敷かれた椿の葉の香りがしてとてもおいしい。

 

いくつになってもひな祭りは心が躍るもの。

思いがけないうれしい贈りもので、ますます春が待ち遠しくなった。

 

 

 

同じ名前の神社

 

暇さえあれば部屋で電車の路線図を広げて、今度はどこへ行こうかなぁとか

この駅おもしろそうなどと考えています。

「押上」という駅名にひかれて、周辺を調べてみたら同じ名前の神社が

あることがわかり(これはぜひ行かねば!)とはじめて訪れて以来

とても気に入って、たびたび行くようになった高木神社。

 

先日、少し遅くなってしまったけど新年のごあいさつに行ってきました。

押上駅から昔ながらの建物とスカイツリーを眺めつつ歩くこと7分ほど。

細い路地を入るとこぢんまりとした神社が。

同じ名前ゆえ親近感がわいて「ただいま!」と、つい言いたくなる。

境内に入るとホッとするのです…不思議。

 

「人と人の縁をむすぶ」「仕事の交渉、相談事の縁をむすぶ」などむすびの

御神徳があるそうで、御朱印やスタンプはおむすびのモチーフ。

色紙に押してもらい、大切にカバンにしまう。お財布の御守りも購入。

 

さて、次はどこに行こう?

近くに長野県出身のご夫婦がやっている純喫茶がある。

内装がステキで、生ジュースとパンがおいしいお店もいいな。

そうだ、そのあとは隅田川を渡って浅草に出よう。

 

そんなことを考えつつ、うきうきと神社をあとにするのでした。

初めての冬の佐渡(後編)

 

今回の旅の最大の目的は「大崎そばの会」

郷土料理をいただきながら地元の方のとっておきの芸を見るという内容。

ずっと前から行ってみたかったので、意を決して冬の佐渡に乗りこんだというわけです。

 

今年で40周年を迎える大人気のイベント。

この日も島外からの参加はほぼ私たちのみで、ほとんどが島内の方でした。

はじまる前のロビーは熱気むんむん。

ストーブの前で暖をとりながら、待ちきれず(?)佐渡おけさをおどりはじめるご婦人も。

 

会場に入るとテーブルには大崎産のお米でつくったおにぎり、煮しめ、お漬物、

天ぷらなどところせましとごちそうが。そうそう、甘酒もありました。

そしてメインのおそばは食べ放題!

気合がはいります。各自、持ち込んだお酒とともに宴がはじまりました。

 

ひととおり食べ終えたころ舞台の幕があき、伝統芸能が披露されました。

「文弥人形」では人形の動きに見惚れたり、思わぬ話の展開に唖然としたり。

トリはお母さんたちによる名物「相撲甚句」

インパクトがすごい…こちらはぜひ会場で見てもらいたいです。

お母さんたちがキュートで、すっかりファンに。

 

最後は地元の方と一緒におひねりをなげたりと、3時間たっぷり楽しみました。

冬の荒波を越えて行く価値ありの、盛りだくさんの大崎そばの会でした〜。

 

 

初めての冬の佐渡 (前編)

 

2001年から夏になると友人を訪ねて通っている新潟県の佐渡島。

2月、とあるイベントに参加するため初めて冬の佐渡に行ってきました。

 

日本海の荒波で揺れる船、イスにしがみつくこと2時間半、真っ白に雪化粧した

島が見えてきました。

夏の人懐っこい姿とはちがい、凛として気高くすらありました。

思わず「か、かっこいい…」とつぶやく私。

よく知っている友達の違う一面をみたような、そんな気分。

来てよかった!上陸前だというのにすでに胸がいっぱいです。

 

港に到着し、雪の残る両津の町をカメラ片手に散歩。

歩きづらい雪道、長野県民としては転ぶわけにはいきません。

商店街には書店や菓子店などいろいろなお店があり、何度来ても楽しい。

たまたま入ったお店で佐渡弁を教えてもらいました。

「だちかん」=「だめだ」という意味だそう。

 

夢中で歩き、すっかり冷えきったところで港の前の喫茶店へ。

本棚にはマンガ、花柄のソファー、昭和のかおり。うん、タイプです。

お昼もすぎた3時だというのに、地元の人達でにぎやかでした。

暖かい店内でソファーに腰かけ、本棚からマンガをえらび読みふける。

人々のおしゃべりに耳をかたむけたり、窓から港を眺めたり。

 

冬の佐渡はこんな楽しみ方もいいものだなぁ。

 

 

 

 

 

 

ブログをはじめました。

 

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ゆるゆると更新していきたいと思います。

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