今回の旅の最大の目的は「大崎そばの会」

郷土料理をいただきながら地元の方のとっておきの芸を見るという内容。

ずっと前から行ってみたかったので、意を決して冬の佐渡に乗りこんだというわけです。

 

今年で40周年を迎える大人気のイベント。

この日も島外からの参加はほぼ私たちのみで、ほとんどが島内の方でした。

はじまる前のロビーは熱気むんむん。

ストーブの前で暖をとりながら、待ちきれず(?)佐渡おけさをおどりはじめるご婦人も。

 

会場に入るとテーブルには大崎産のお米でつくったおにぎり、煮しめ、お漬物、

天ぷらなどところせましとごちそうが。そうそう、甘酒もありました。

そしてメインのおそばは食べ放題!

気合がはいります。各自、持ち込んだお酒とともに宴がはじまりました。

 

ひととおり食べ終えたころ舞台の幕があき、伝統芸能が披露されました。

「文弥人形」では人形の動きに見惚れたり、思わぬ話の展開に唖然としたり。

トリはお母さんたちによる名物「相撲甚句」

インパクトがすごい…こちらはぜひ会場で見てもらいたいです。

お母さんたちがキュートで、すっかりファンに。

 

最後は地元の方と一緒におひねりをなげたりと、3時間たっぷり楽しみました。

冬の荒波を越えて行く価値ありの、盛りだくさんの大崎そばの会でした〜。

 

 

 

2001年から夏になると友人を訪ねて通っている新潟県の佐渡島。

2月、とあるイベントに参加するため初めて冬の佐渡に行ってきました。

 

日本海の荒波で揺れる船、イスにしがみつくこと2時間半、真っ白に雪化粧した

島が見えてきました。

夏の人懐っこい姿とはちがい、凛として気高くすらありました。

思わず「か、かっこいい…」とつぶやく私。

よく知っている友達の違う一面をみたような、そんな気分。

来てよかった!上陸前だというのにすでに胸がいっぱいです。

 

港に到着し、雪の残る両津の町をカメラ片手に散歩。

歩きづらい雪道、長野県民としては転ぶわけにはいきません。

商店街には書店や菓子店などいろいろなお店があり、何度来ても楽しい。

たまたま入ったお店で佐渡弁を教えてもらいました。

「だちかん」=「だめだ」という意味だそう。

 

夢中で歩き、すっかり冷えきったところで港の前の喫茶店へ。

本棚にはマンガ、花柄のソファー、昭和のかおり。うん、タイプです。

お昼もすぎた3時だというのに、地元の人達でにぎやかでした。

暖かい店内でソファーに腰かけ、本棚からマンガをえらび読みふける。

人々のおしゃべりに耳をかたむけたり、窓から港を眺めたり。

 

冬の佐渡はこんな楽しみ方もいいものだなぁ。

 

 

 

 

 

 

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