平成さいごの夏

 

今年は梅雨明けがいつもより早くて(ちょ、ちょっと待ってー!)

心の準備ができていないまま、容赦なく夏ははじまった。

テレビをみていると盛んに「平成さいごの夏」だと言っている。

そう聞くとせっかくだから何か思い出に残るような特別なことをしよう

かとも思うけど、暑すぎてけっきょく家でダラダラしている。

 

そんなことよりも…。

秋に誕生日をむかえる私にとってはこれが30代さいごの夏なのだ。

木々の葉が色づきはじめるころには、未知のゾーン40代に突入する。

なにか30代のうちにやり残したことはないかしら?と考えてみる。
インドに行って人生観をかえるとか?思いきってスカイダイビングとか?

そういえば、金髪にしてみたかったんだっけ。急に焦りはじめて迷走する。

「39歳から40歳になる時ってどうでした?」人生の先輩たちに聞いて

みても「別にぃ〜」というそっけない答え。そんなものなのかなぁ。

ふと見まわしてみると、周りの40代はマイペースでなんだか楽しそうだ。

 

この頃、図書館で借りる雑誌が「ミセス」や「婦人之友」になってきた。

おばあちゃんの暮らしぶりみたいな本も好き。お気に入りの飲み物は白湯だし、

夜は9時すぎるともう瞼をあけていられない。一人でじたばたしているけど、

ゆっくりとそして確実に大人の階段をのぼっているのだった。